ドキュメントに使えるIPアドレスとドメイン名

ネットワーク関連のドキュメントでは、例として、IPアドレスやドメイン名を使うことがよくあります。あまり考えなく適当なIPアドレスやドメイン名を使っているのをよく見かけますが、実は、こういう目的のために予約されているIPアドレス、ドメイン名があります。

ドキュメントに使えるIPアドレスについて、RFC 3330に次のように書かれています。

192.0.2.0/24 – This block is assigned as “TEST-NET” for use in documentation and example code. It is often used in conjunction with domain names example.com or example.net in vendor and protocol documentation. Addresses within this block should not appear on the public Internet.

192.0.2.0/24のブロック(192.0.2.0〜192.0.2.255)は、ドキュメントやコード例で使えるよう予約してあり、インターネット上では使っちゃいけないことになっています。
また、”example.com”や”example.net”といったドメイン名と組み合わせて使うことが多いと書かれていますが、ドキュメントに使えるドメイン名について、RFC 2606に次のように書かれています。

2. TLDs for Testing, & Documentation Examples
    〜中略〜
“.example” is recommended for use in documentation or as examples.

3. Reserved Example Second Level Domain Names
    〜中略〜
 The Internet Assigned Numbers Authority (IANA) also currently has the following second level    domain names reserved which can be used as examples.

       example.com
       example.net
       example.org

このように、”example.com”などのドメイン名は予約されていて、一般の団体や企業、個人がこうしたドメイン名を使うことはできないとされています。

絶対にこうしなきゃいけないわけではありませんが、これらのIPアドレスやドメイン名はドキュメントを書くときに正々堂々と使えるので安心ですね。特別な理由がなければ、こうしたIPアドレスとドメイン名を使うのがおすすめです。

参考